聞き慣れないスコアリングという言葉

クレジットカードを作るためには、どうしても通過しなければならないクレジットカード審査があり、この審査では申込者の氏名や住所、居住形態や勤務形態、年収などの調査が行われる事になります。

もっとも、氏名や住所については申込者の固有(住所は異なります)になるため他との比較は出来ませんが、居住形態や勤務形態、年収についてはさまざまなパターンが考えられるため、クレジットカード会社では一定の判断基準が必要になってきます。

スコアリング

というのも、審査においてこれら居住形態や勤務形態、さらに年収などの判断をするにあたって、一定の審査基準が無ければ審査する方ごとに結果が異なる事が予想されますよね?審査する担当者ごとに審査結果が異なるという事は、クレジットカード審査ではあってはならない事になります。

 

そこで、クレジットカード会社ではどの審査担当者が審査を行ってもその結果が同じになるように、各属性情報の項目に一定の審査基準=点数を付ける審査方式=スコアリングを採用しているのです。

スコアリングの方法はこちら

このスコアリングですが、複数ある属性情報にクレジットカード会社が独自に点数化して行うものになります。そして、このスコアリングですが各クレジットカード会社、さらには各クレジットカードごとによって求めている顧客層が異なっている場合があります。

各クレジットカード会社、各クレジットカードによってスコアリングの点数が異なっていますので、例えばA社のクレジットカード審査では落ちたけどB社のクレジットカード審査には通ったという事が起こる事があるんですね。

 

響子さん響子さん

下記にスコアリングの見本というか一覧表を記載しておきます。

  申込者の情報 A社 B社
年齢 35歳 7点 8点
居住年数 3年 5点 7点
居住形態 戸建て(マンション) 8点 8点
職業 上場企業勤務 8点 10点
勤務形態 会社役員 7点 8点
勤続年数 5年 5点 8点
年収 600万円 6点 8点
電話の種類 固定電話+携帯電話 7点 9点
他社借入金額 50万円 5点 4点
返済履歴の有無 延滞無し(過去1年のみの履歴) 5点 6点
合計点数   63点 76点 

 

上記スコアリングの一覧表見本を見ていただければ分かりますが、同じ属性情報でもA社とB社とでは微妙にスコアリング点数が異なっていますよね?これには、A社とB社では重視している属性に違いがあるためです。

クレジットカード会社では、自社の特性(強み)を活かすべく、それに合う顧客を獲得するために、自社の特性を活かせそうな属性に対しては高い点数を付ける=重視して申込者のふるい分けを行っています。

 

このように、個人信用情報機関に登録されている信用情報に事故情報がなく、属性も一定の審査基準以上あるにも関わらずクレジットカード審査に通らなかった場合には、違うクレジットカード審査であれば通る可能性があります。

ただ、そのためには連続して審査への申込を行うのではなく、信用情報から申込情報が削除されてから申し込むようにして下さい。

 

響子さん響子さん

同じ属性情報でも各クレジットカード会社、各クレジットカード審査によってスコアリングの付け方が微妙に異なっています。

 

クレジットカードの審査基準はこの記事で知る事が可能です

クレジットカードの審査基準を解説します
審査基準を知る事が審査通過への近道です昔からそうですが、クレジットカードを作る上で重要な審査について、その詳細な内容は決して表に出る事はありません。もっとも、審査内容の詳細が表に出てくるようであれ...

審査では返済能力が重視されます

クレジットカードを利用すれば債務が発生しますので、利用者にはその債務の支払い義務が発生します。そして、利用者は発生した債務を延滞無く支払う必要があります。

ただ、利用者が何らかの理由によって債務の支払いが不能になってしまうと、クレジットカード会社では不良債権を抱える可能性が高くなるため、そうならないためにも審査の段階でそういった可能性のある申込者を見分ける必要があるのです。

 

そのため、審査では申込者の返済能力をはかる上で重要な職業、勤務形態、勤続年数、年収の各属性が重要視され、これらのスコアリング点数も他の項目に比べ高くなる傾向があります。

ですので、現在クレジットカード審査に通らなくて困っている人は、まずはこれら4つの属性の強化が最重要課題になってきます。特に、ステータスの高いカードを狙っている場合にはその傾向が顕著になっていますので、これらの属性が弱いと審査に通らない可能性が高くなります。

また、現在の他社借入状況によっては申込者の返済能力にも影響を与えかねないため、他社借入状況にも注意が必要になります。

 

響子さん響子さん

スコアリングでは特に返済能力をはかる上で重要な属性と現在の借入状況が重要視される傾向があります。