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VISAとMasterさらにはJCBとの特徴(違い)はこちら

クレジットカードにはブランドがあります

現在、日本はもとより世界各国で発行されているクレジットカードの表面右下には、VISAやMaster、JCBなどのロゴマークが入っているものが多くなっていると思います。

VISAとMaster

そして、このVISAやMaster、JCBは通称国際ブランドと呼ばれており、これにAmericanExpressとDinersを含めたブランドの事を世界5大ブランドと呼んでいます。それで、これらクレジットカードの国際ブランドにはそれぞれ特徴があり、カードが使える場所もそれぞれ微妙に異なっています。

ですので、日本国内はもとより海外旅行や海外出張に行く場合においてクレジットカードを使う予定があれば、事前に旅行や出張先でどのブランドのカードが使えるのか?を調べておく必要があるのです。

 

そこで、今回の記事ではクレジットカードの国際ブランドの詳細について解説します。この国際ブランドの詳細を知っておけば、今後どのブランド付きのカードを持てば良いのかが分かると思います。

VISA、Master、JCB、AmericanExpress、Dinersの違いについて

ここからは、クレジットカードの世界5大ブランドの特徴やその違いについて解説していきます。

[char no=”3″ char=”響子さん”]クレジットカードのブランドの特徴を知る事は、今後のカード選びにおいてとても役に立ちます。[/char]
  それぞれの特徴
VISA

現在世界にあるクレジットカードのブランドで後述するMasterブランドと並ぶ2大勢力のVISAブランド。クレジットカードを持っている方であればこのVISAカードかMasterカードのどちらかを持っている可能性が非常に高いと思われます。

そんなVISAですが、基本的には日本を含めた世界各国で加盟店(約4,000万店)が豊富にありますが、特にアメリカでの利便性が高くなっていますので、アメリカへの旅行や出張の際には是非とも持っていきたいところです。

Master

先程のVISAブランドと同様、世界のクレジットカード業界ではかなり巨大なブランドがこのMasterブランドになります。ただ、先程のVISAブランドが世界シェア約58%でMasterブランドが約26%なので、VISAブランドと比べそのシェアは少なくなっています。

ただ、日本をはじめとして世界各国での加盟店数はVISAとあまり変わりが無いので利便性という観点からすればVISAとあまり変わりがありません。

また、このMasterですが日本をはじめとして世界各国に加盟店がありますが、とりわけヨーロッパ方面での利便性が高くなっていますので、ヨーロッパ方面への旅行や出張の際には是非とも持っていきたいブランドになります。

JCB

このJCBブランドですが、先程のVISAブランドやMasterブランドと比べると世界でのシェアは約1%にとどまっており(加盟店数は約2,300万店)、シェアに関してはかなり劣ってはいますが、日本発祥のブランドという事もあり日本国内やアジア方面での利便性が高くなっています。

また、東京ディズニーランドやシー、さらにUSJなどのアミューズメントパークにおいてJCBカードを持っているとさまざまな特典を受ける事が可能となっていますので、国内旅行やアジア方面への旅行や出張の際にはぜひ持っていきたいブランドになります。

AmericanExpress

このAmericanExpressブランドですが、世界でのシェアは約3%とVISAやMasterに比べ大きく劣っています。しかし、クレジットカード業界ではこのAmericanExpressが富裕層向けで圧倒的なブランド力を持つカードとして認識されているのです。(加盟店数約2,300万店)

年会費も初年度は無料ですが2年目以降は12,000円+消費税(当記事執筆時)と、一般的なクレジットカードはもちろん、場合によってはゴールドカードよりも高い年会費となっています。

つまり、このAmericanExpressカードは他の一般的なVISAやMaster付きのカードと比べてその審査基準は高くなっているため、富裕層以外の人にとっては高嶺の花とも言えるカードとなっています。

Diners

このDinersブランドですが、世界で一番最初の誕生した国際ブランドになり、世界でのシェアは約1%とJCBとほぼ一緒になっています。(加盟店数約2,300万店)

そして、このDinersですが、AmericanExpressと同様にステータスの高いブランドとして有名です。その分、申込年齢が27歳以上、年収500万円以上などその審査基準は一般的なクレジットカードと比べ高くなっています。

また、JCBとAmericanExpress、Dinersの3大ブランドでは、加盟店同士での相互利用が可能となっています。

(世界シェアは2015年3月のNILSON REPORT調べ)

※世界シェアで中国銀聯ブランドが約10%になっていますが、そのほとんどがデビットカード形式のため5大国際ブランドには含まれません

一般的にはVISAとMasterがあれば十分です

当記事では、クレジットカードの国際ブランドについて解説してきましたが、通常の買い物や国内、海外旅行での利用においてはVISAとMasterの2種類のカードがあれば十分だと言えますね。

この2大ブランドだけでも世界シェアが約84%と、かなり高くなっており、加盟店舗数も約4,000万店舗と他ブランドを圧倒していますので、最低限VISAとMasterを各1枚ずつ持っていればどのようなシーンにおいても快適な利用が可能になる事でしょう。

 

[char no=”3″ char=”響子さん”]日常生活においてはVISAとMasterが各1枚あれば十分と言えますね。[/char]

 

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